SSブログ

5級、4級は単語

1週間前ということでこの週末は、みなさん頑張っているでしょうね。
さて、まずは5級、4級の方へのアドバイスを。

ここでは単語の学習がなによりも大切です。
新しい言語と出会ったのですから、単語を知らなくては
何も始まりません。
英語に似たものもありますから、親しみを持って学習を
始められた方もいらっしゃると思います。
でも英語とドイツ語ではアクセントの位置が異なりますから注意しましょう!
Information 後ろのoにアクセントが来て長母音となります。
Student学生という単語ですが、eにアクセントですね。名詞の語尾変化も注意です。男性名詞の一部が語尾変化するのをご存知ですね。
Herr, Student, Name, Nachbar,Beamte, Angestellte そしてDeutscheなどありましたね。

また性別も確実に覚えておきましょう。
der See(湖) die See(海)  das Meer(海→das Mittelmeerなどと使います)
die Kiefer(松,樹木の)  der Kiefer(あご、顔の)こんなのもありますね。
Eine Frau steht an der Kiefer.と覚えると ああ、女性が松の木のところに立っている。
an der Kieferなので女性名詞と覚えられるでしょう。
Er verletzt sich am Kiefer.(彼は顎を怪我する。…本当は現在完了を使いたいところですが、4級までは現在形のみなので)
こんな風に工夫をすると名詞だけではなく、他の要素(動詞、前置詞なども覚えられますね)

単語は例文付きの単語集で音読して覚えましょう!
では。
Bis dann!



過去問でチェック!

さて、あと1週間で本番ですね。
初めて受験される方はもちろん、ステップアップして次の級を受験される方も
そしてまたリベンジをしたい方も、ちょっと緊張の1週間ですね。

この1週間を有意義に過ごすには!
[1]検定と同じ時間の長さで過去問を解いてみましょう。
[2]前半の文法問題と後半の読解問題の出来具合を比べてみましょう。
 後半の正解率が高いのに、前半の得点が低い方は、
 どこを間違えているのか、文法項目ごとの確認が必要です。
[2]聞き取り問題もしてみましょう。問題を読むスピードを「速い!」と感じた方は、
 お手持ちの音声教材を毎日聞いて、ドイツ語のリズムに慣れるようにしましょう!
[ひらめき]どのレベルにも共通する復習ポイントは:
[1]動詞の人称変化の確認 3級は3基本形の確認も!
[2]名詞の性別と複数形の確認、基本的な名詞のスペルの確認(曜日、Novemberなどの月の呼び方などレベルに応じて)
[3]前置詞の意味や用法の確認(レベルに応じて慣用句なども)
[ひらめき]そしてお手持ちの問題集などの例文はなるべく声を出して少なくとも3回は読んでくださいね。音とリズムで覚えるのです!

さあ、では
Ein schönes Wochenende!



も少しだけ動詞+前置詞を

きょうは、細切れの時間でちょこちょこと書き込みをしております。
もう少しおつきあいください。前置詞句の表現に。
名詞+前置詞を少しみてみましょう。

何かと関わるmitですが、こんなのは如何ですか?
Sie hat mit dem Freund Schluss gemacht. 彼女は(あの)彼と別れた。
Er hat mit dem Rauchen Schluss gemacht.彼はタバコをやめた。
mit 人3格 Schluss machenで別れる、絶縁する
mit 事柄3格 Schluss machenで〜を止める

さて次はaufの例を見てみましょう。
Bitte antworten Sie auf meine Frage!
会話のレッスンで聞いたことはありますか?「私の質問に答えてください。」ですね。
antworten auf 4格
類似表現は
Er hat auf das große Geräusch im Keller sofort reagiert.
反応するreagieren auf 4格

ところが
Ich habe Allergie gegen Hausstaub.(私はハウスダストアレルギーがあります)
同じ反応するのでも拒絶的な反応となると、場所の前置詞では何かにぶつかる時に
用いるgegenを使うのが面白いですね。
Ich habe Kopfschmerzen. Ich möchte ein Medikament gegen Kopfschmerzen.
私は頭が痛いです。頭痛薬をください。
これは頭痛を沈静化したいので力(薬の)を持って抗ずるというニュアンスから
gegenを用いています。

こんな背景を見てくると
Ich bin dagegen! (私は反対です!)といった
短い台詞の意味もなんとなくシックリ来ませんか?
Ich habe eine Gegenmeinung. (私は反対意見があります。)
ここからは連想ゲームで
Gegenmaßnahme
Gegenaktion
Gegenangriffと色々と名詞も覚えられますね。

ではまた。
Bis morgen!



4級、3級レベルの動詞+前置詞の表現 2

引き続き動詞+前置詞の表現をみてみましょう。

Ich habe heute früh morgens mit der Arbeit angefangen.
Er fängt mit der Sportübung an.

同じような意味の動詞では
Der Arzt beginnt mit der Operation.
があります。
また
Er beschäftigt sich jetzt mit einem neuen Projekt.
も「関わる」ことをmitを用いて表現するところが似ていますね。

また「終わり」を表現するのも
Er ist mit der Arbeit schon fertig.と
mitを使います。
ここはfertig sein mit etwas(3格)で fertigという形容詞を使っています。
このように形容詞+前置詞という表現もあります。
[がく~(落胆した顔)]えええエ〜[exclamation×2]と言わずに
類似性という視点でぜひいっしょに覚えましょう。



4級、3級レベルの動詞+前置詞の表現

検定に出るから、というだけではなく知っていると会話するのが楽しくなる(?)
動詞+前置詞表現をいくつかご紹介しましょう!
…そもそも語学の検定はご自分の上達度の物差しですから。
検定に通ることを目的としてしまうと、「会話の上達がなかなか…」ということに
なりかねません。とにかく使えるドイツ語を習得するつもりで楽しみながら習得しましょう!

さて、本論です。
Der Ausländer fragt nach dem Weg zum Bahnhof.
Ich denke manchmal an meine Kindzeit.
これに類似したのは
Der Wissenschaftler forscht nach der neuen Umwelttechnik.
forschen=探求する fragenと同様に何か疑問を解決するために答えを探す、尋ねるという点で
意味に共通点があるますよね。

Er glaubt an Gott.
これもまた考える、信じる、そして思いをそこへ寄せるという点で共通点があります。
このようなニュアンスを感じ取ることも大切ですね。

また
Das Kind wartet schon lange auf seinem Großvater, der jetzt mit dem Zug aus München kommt.
これはたとえば
Ich freue mich jetzt schon auf die Sommerferien.
これとも類似したニュアンスを感じませんか?これから来るものを楽しみにしている。
そんな気持ちをaufで表現しているのでしょう。

このように考えると闇雲に、単語リストの順番で動詞+前置詞を覚えるよりも確実に覚えられそうですね。これらのフレーズを確実に覚えていくには、やはり声に出して読むこと。
ちょっとしたきっかけで慣用句がすこし身近になりましたね。
頑張りましょう!




2格の関係代名詞問題は

3級の検定問題では、
空欄に関係代名詞や接続詞などを補う問題が出題されることがあります。
今回は特に関係代名詞を補う問題、それも2格の場合のポイントにつて
ご紹介しましょう!

まずは、
Auf dem Tisch liegt ein Buch, das ich gestern von meiner Freundin bekommen habe.
の文を観察してみましょう。
ここのdas Buchは、目的語で4格の関係代名詞dasが使われていますね。
副文の部分を書き換えると
Ich habe gestern das von meiner Freundin bekommen.
仮にこのdasの部分が(xxx)と空欄になっていると
Ich habe xxx gestern von meiner Freundin bekommen. ????何をもらったの?
Was hast du denn bekommen?と聞きたくなる文になってしまいますね。

ところが
Hier wohnt ein Mann, dessen Tochter in den USA wohnt.
の副文の部分を書き換えると
Tochter wohnt in den USA.
そう、意味がすっきりとわかる文になりますね。
これはDie Tochter des Mannesで2格はあくまでも修飾語の役割ですから
1文の中で絶対に必要な構成要素ではないからです。
[ひらめき]つまり、副文の部分を書き換えてみて文の意味に違和感がない場合は、2格の関係代名詞が空欄(xxx)の中に入る可能性がある!
ということなんです。

少し苦手。と思っていた2格の関係代名詞の扱い方が身近になりましたか?
Also dann, viel Spaß!

2格の関係代名詞

さて!いよいよ2格の関係代名詞です。
[1]まずは変化形を確認しておきましょう。
男性名詞   女性名詞   中性名詞   複数形
dessen deren dessen deren
となります。
[2]次にどのように使うのか、前回のように2つの文を1文にまとめる作業で確認してみましょう。
Hier wohnt ein Mann.
Seine Tochter wohnt in Bremen.
またこの文は、Eine Tochter des Mannes wohnt in Bremen.とも言えますね。
[ひらめき]そう、Tochterを修飾する形でMannが使われていますね。(des Mannesの部分)
この2文を1つにまとめると
Hier wohnt ein Mann, dessen Tochter in Bremen wohnt.
となります。
[ひらめき]2格の関係代名詞は、主文の何名詞を指しているのか、で性別が決まっていますね。

では一つ練習をしてみましょう。
Da steht eine Frau, ◆◆◆◆ Sohn sehr gut Fußball spielt.
◆◆◆◆に入るのは?
eine FrauのSohnなので、女性名詞が先行詞ですね。derenが正解です。

2格の関係代名詞はご理解いただけましたか?


関係代名詞

3格の動詞の整理はできましたか?
次に使いこなせると便利なのが関係代名詞です。
会話文でも使われるので、文のリズムに慣れてご自分でも使えるようになりましょう。
まず
In dem Haus wohnt ein Mann.
Der Mann hat ein rotes Auto.
という2つの文があります。
初めの文のein Mannと次の文のder Mannは話の流れから同一人物とわかりますね。
そこでこんな風に言うこともできます。
In dem Haus wohnt ein Mann, der ein rotes Auto hat.
ここで同じ色で示した部分は同一人物です。
つまり後ろの文が前のein Mannを修飾(詳しく説明)しているのです。
後ろに来る文を副文(Nebensatz)と呼びます。
ここではどちらも主格(1格)ですが、前の文(主文=Hauptsatz)と
副文の格が異なる場合もあります。
In dem Haus wohnt ein Mann, den ich gestern im Hotel gesehen habe.
ここではdenになっていますね。
つまり副文ではその男性は目的語として扱われていることになります。

またこんな表現の可能です。
In dem Haus wohnt ein Mann, mit dem ich vor 2 Jahren zusammen gearbeitet habe.
つまり
Ich habe vor 2 Jahren mit dem Mann zusammen gearbeitet.
という文でein Mannを修飾しています。

関係代名詞の性別と格による変化は、
男性、女性、中性、そして複数形とも1格、4格では定冠詞と同じです。
ところが3格になると複数形の時だけdenenとい形になるので注意しましょう!
Da warten die Kinder.
Ich fahre jetzt mit den Kindern nach Bremen.
Da warten die Kinder, mit denen ich jetzt nach Bremen fahre.
または
In dem Hotel übernachten die Reisende, denen ich heute die Stadt gezeigt habe.
zeigenは(3格に4格を)示すという意味でしたね。

またしっくり来ないのが2格の関係代名詞ですが、これはまた次回ご紹介します。
今日はまず1格、4格の例文を作って慣れましょう。
そして3格の動詞の復習とその文を使って関係代名詞文を作ってみましょう。
Also, viel Spaß!




Es ist mir zu teuer!

今日も3格のお話です。
Es ist mir zu teuer. それは私にとって高すぎます。
Es ist mir zu groß. それは私にとって大きすぎます。
この用法を知らないと、「私にとって」だから"für mich"かな?と思ってしまいますね。
このmirは〜にとってどんな印象なのか、どう感じているのかなどの表現をする場合に
登場します。
Das schmeckt mir gut.(それはおいしいです)
Es tut mir leid. (残念ですが、申し訳ありませんが)
Das gefällt mir gut. (それを気に入っている)
などの表現が思い浮かびますね。

もしろん別の人物でも表現は可能です。
Es tat ihm sehr leid. (それを彼はとても残念がった)
Das gefällt ihm gut.(それを彼は気に入っている)
Das schmeckt ihr gut.(彼女はそれを美味しいと思っている)

ああ、Es geht mir gut.というのもありますね。
会話の初めに学習した(でしょう)
Wie geht es Ihnen? Wie geht's dir?
の答えで使った文章です。
Es geht mir gut. (直訳:私にとって調子はいい)
=*=*=*=*=
[ひらめき]複数3格には注意しましょう!
冠詞類の変化で複数3格は-enとなっていることはご存知ですね。
これに加えて名詞語尾も変化します。
Er spielt mit den Kindern Fußball.
このnです。
Ich habe zwei Kinder.と言うときにはnは不要ですね。
面倒くさいようですが、空所補充などの時は重要な手がかりになりますから
見落とさないようにしましょう!

また3級受験の方は関係代名詞の複数3格の形も再確認してくださいね。
In diesem Hotel übernachten viele Gäste, denen er gestern die Stadt gezeigt hat.
彼が昨日この街を案内した多くの客がこのホテルに宿泊しています。
昨日の3格を必要とする動詞を使って、例文を作ってみましょう。

冠詞の変化表だけを音読するよりも効果的ですよ!

3格が必要な動詞

英語の学習では聞いたことのなかった3格や4格などの表現にはもう慣れましたか?
では早速。
Ich gebe dir einen Apfel. 私は君にリンゴを1つ渡す。
この時のdirが3格ですね。
人称代名詞の場合もありますし、
Der Mann schenckt der Frau einen Blumenstrauß.
のように定冠詞をつける時もありますね。
もちろん
Das Kind zeigt seiner Großmutter seinen neuen Hund.
と所有冠詞の場合もあります。

このように「渡す、贈る(送る)、見せる」などの動詞のグループがあるのは
ご存知ですね。
が、今日はこれ以外にも3格が必要な動詞があることを再確認してみましょう!
まずは
Der Kugelschreiber gehört mir.
Die Brille gehört meinem Mann.
Das Fahrrad gehört ihrem Sohn.
動詞はgehörenです。 物が主語、持ち主(所有者)は3格ですね。
Das Zimmer gefällt mir.
Das Auto gefällt ihm.
Die Fotos gefallen meinem Vater.
動詞はgefallenです。 ここでも物が主語、気に入ったと思っている人は3格ですね。
[ひらめき]日本語に訳したときとずれが生ずるので気をつけましょう!
ここでのポイントは最後の文。主語が複数の場合がありますね。
特にgefallenは母音変化の動詞なので、gefälltに慣れてしまわないようにしましょう。
不定形はgefallenです。

次はhelfenです。
日本語の訳の「私は彼助ける」の訳語に反して
3格の目的語を必要とします。注意しましょう!
Ich helge Ihnen. Ich helfe ihm.ですね。
そして母音変化なのでEr hilft mir.と三人称単数、duが主語のときは注意が必要です。
Du hilfst mir beim Kochen.
目的格(4格)を必要とする動詞に比べて数は少ないので、全てチェックしても
あまり時間はかからないはずです(4〜3級レベルの単語は)。

さて次は「ふ〜ん」と思われる方も多い(かもしれない)表現です。
Der Hut steht dir gut. その帽子は君に似合っているよ。
Die heue Haarfarebe steht ihr gut!その新しい髪の色は彼女に似合っている。
おなじみのstehenですが、「(3格の)〜に似合う」となります。
知らないと意味不明のフレーズになってしまいますね。覚えておきましょう。

また
Es ist kalt,は「(気温が低くて)寒い」です。
ところが
Es ist mir kalt.となると「(私は)寒い(と感じている)」と言う意味になります。
このsein+人称代名詞3格は体調を表現するときに使えるので旅行に行く時は
しっかり覚えて行きましょう!
Es ist mir schlecht. Es ist mir heiß.など言えると便利ですね。
************************
さて、試験日まで2週間となりましたね。
日頃、文字学習を中心にされている方は、音声学習に重点を移しましょう。
これからは単語を確実に増やすこととリスニング対策に力を入れましょう。
************************
Ein schönes Wochenende!

ちょっと量が多かったですね。
ついつい熱が入ってしまいました。





この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。