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今日もまた前置詞

ええ、また前置詞ぃ!?とおっしゃらずに、
まぁ聞いてください。
[サーチ(調べる)]それだけ大切なのです。
[モバQ]それだけ扱いにくものなのですから。
[ひらめき]何度も使って、言ってみるにこしたことはありません!
さて、4級レベルでの出題では
場所の前置詞としての用法を中心に設問が設定されています。
その中でも今日は”水際”へ移動することを表現する前置詞について
ご紹介しましょう。
Ich fahre an die Ostsee. Aber meine Kinder fahren heute an den Wannsee.
[exclamation&question]えっ、die とden?
なんて言わないでくださいね。海はdie See, 湖はder Seeですから。
で、ポイントはSeeに2種類の性別があることではなく、anが使われていること。
つまり、水際、何かの淵に向かって進む時、あるいはそこに居るときは"an"という前置詞を
使います。
Er wohnt am Rhein. Sie hat ein Ferienhaus an der Elbe.
Die Stadt liegt am Bodensee.
Er fährt heute an den Rhein.
ああ、Frankfurt am Mainと言うではありませんか。あれはマイン河畔のフランクフルトと
いう意味ですね。Frankfurt an der Oderもあります。(ポーランド国境の街/
Oder川は女性名詞なのでan der Oderとなります)
なのでこの”際(きわ)”という発想から考えると
An der Grenze zeigt man seinen Reisepass.(国境ではパスポートを示します)
Am Fenster hängt ein Vorhang.
なども納得ができるのでは?
では「私はこの夏に地中海へ行きます(乗り物で)」はどうなるでしょう。
Ich fahre in diesem Sommer ans Mittelmeer. (ans はan dasの略ですね)
移動の先だし、英語ではtoを使うからzu?と思ってしまいがちですが、
このような状況ではドイツ語ではanを使うのでご注意を!
それから移動の先は先日ご紹介した"Wechselpräpositionen"では4格支配となりますから
気をつけましょう!
この点を意識していれば選択肢の中から正しいものが選べますね。
とにかく場所の前置詞はどのような状況の中で使われているのかをよく観察しながら
”文で覚える”ことが大切です。
明日もまた前置詞だったりして[目]

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