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4級、3級レベルの動詞+前置詞の表現 2

引き続き動詞+前置詞の表現をみてみましょう。

Ich habe heute früh morgens mit der Arbeit angefangen.
Er fängt mit der Sportübung an.

同じような意味の動詞では
Der Arzt beginnt mit der Operation.
があります。
また
Er beschäftigt sich jetzt mit einem neuen Projekt.
も「関わる」ことをmitを用いて表現するところが似ていますね。

また「終わり」を表現するのも
Er ist mit der Arbeit schon fertig.と
mitを使います。
ここはfertig sein mit etwas(3格)で fertigという形容詞を使っています。
このように形容詞+前置詞という表現もあります。
[がく~(落胆した顔)]えええエ〜[exclamation×2]と言わずに
類似性という視点でぜひいっしょに覚えましょう。



4級、3級レベルの動詞+前置詞の表現

検定に出るから、というだけではなく知っていると会話するのが楽しくなる(?)
動詞+前置詞表現をいくつかご紹介しましょう!
…そもそも語学の検定はご自分の上達度の物差しですから。
検定に通ることを目的としてしまうと、「会話の上達がなかなか…」ということに
なりかねません。とにかく使えるドイツ語を習得するつもりで楽しみながら習得しましょう!

さて、本論です。
Der Ausländer fragt nach dem Weg zum Bahnhof.
Ich denke manchmal an meine Kindzeit.
これに類似したのは
Der Wissenschaftler forscht nach der neuen Umwelttechnik.
forschen=探求する fragenと同様に何か疑問を解決するために答えを探す、尋ねるという点で
意味に共通点があるますよね。

Er glaubt an Gott.
これもまた考える、信じる、そして思いをそこへ寄せるという点で共通点があります。
このようなニュアンスを感じ取ることも大切ですね。

また
Das Kind wartet schon lange auf seinem Großvater, der jetzt mit dem Zug aus München kommt.
これはたとえば
Ich freue mich jetzt schon auf die Sommerferien.
これとも類似したニュアンスを感じませんか?これから来るものを楽しみにしている。
そんな気持ちをaufで表現しているのでしょう。

このように考えると闇雲に、単語リストの順番で動詞+前置詞を覚えるよりも確実に覚えられそうですね。これらのフレーズを確実に覚えていくには、やはり声に出して読むこと。
ちょっとしたきっかけで慣用句がすこし身近になりましたね。
頑張りましょう!




2格の関係代名詞問題は

3級の検定問題では、
空欄に関係代名詞や接続詞などを補う問題が出題されることがあります。
今回は特に関係代名詞を補う問題、それも2格の場合のポイントにつて
ご紹介しましょう!

まずは、
Auf dem Tisch liegt ein Buch, das ich gestern von meiner Freundin bekommen habe.
の文を観察してみましょう。
ここのdas Buchは、目的語で4格の関係代名詞dasが使われていますね。
副文の部分を書き換えると
Ich habe gestern das von meiner Freundin bekommen.
仮にこのdasの部分が(xxx)と空欄になっていると
Ich habe xxx gestern von meiner Freundin bekommen. ????何をもらったの?
Was hast du denn bekommen?と聞きたくなる文になってしまいますね。

ところが
Hier wohnt ein Mann, dessen Tochter in den USA wohnt.
の副文の部分を書き換えると
Tochter wohnt in den USA.
そう、意味がすっきりとわかる文になりますね。
これはDie Tochter des Mannesで2格はあくまでも修飾語の役割ですから
1文の中で絶対に必要な構成要素ではないからです。
[ひらめき]つまり、副文の部分を書き換えてみて文の意味に違和感がない場合は、2格の関係代名詞が空欄(xxx)の中に入る可能性がある!
ということなんです。

少し苦手。と思っていた2格の関係代名詞の扱い方が身近になりましたか?
Also dann, viel Spaß!

2格の関係代名詞

さて!いよいよ2格の関係代名詞です。
[1]まずは変化形を確認しておきましょう。
男性名詞   女性名詞   中性名詞   複数形
dessen deren dessen deren
となります。
[2]次にどのように使うのか、前回のように2つの文を1文にまとめる作業で確認してみましょう。
Hier wohnt ein Mann.
Seine Tochter wohnt in Bremen.
またこの文は、Eine Tochter des Mannes wohnt in Bremen.とも言えますね。
[ひらめき]そう、Tochterを修飾する形でMannが使われていますね。(des Mannesの部分)
この2文を1つにまとめると
Hier wohnt ein Mann, dessen Tochter in Bremen wohnt.
となります。
[ひらめき]2格の関係代名詞は、主文の何名詞を指しているのか、で性別が決まっていますね。

では一つ練習をしてみましょう。
Da steht eine Frau, ◆◆◆◆ Sohn sehr gut Fußball spielt.
◆◆◆◆に入るのは?
eine FrauのSohnなので、女性名詞が先行詞ですね。derenが正解です。

2格の関係代名詞はご理解いただけましたか?


関係代名詞

3格の動詞の整理はできましたか?
次に使いこなせると便利なのが関係代名詞です。
会話文でも使われるので、文のリズムに慣れてご自分でも使えるようになりましょう。
まず
In dem Haus wohnt ein Mann.
Der Mann hat ein rotes Auto.
という2つの文があります。
初めの文のein Mannと次の文のder Mannは話の流れから同一人物とわかりますね。
そこでこんな風に言うこともできます。
In dem Haus wohnt ein Mann, der ein rotes Auto hat.
ここで同じ色で示した部分は同一人物です。
つまり後ろの文が前のein Mannを修飾(詳しく説明)しているのです。
後ろに来る文を副文(Nebensatz)と呼びます。
ここではどちらも主格(1格)ですが、前の文(主文=Hauptsatz)と
副文の格が異なる場合もあります。
In dem Haus wohnt ein Mann, den ich gestern im Hotel gesehen habe.
ここではdenになっていますね。
つまり副文ではその男性は目的語として扱われていることになります。

またこんな表現の可能です。
In dem Haus wohnt ein Mann, mit dem ich vor 2 Jahren zusammen gearbeitet habe.
つまり
Ich habe vor 2 Jahren mit dem Mann zusammen gearbeitet.
という文でein Mannを修飾しています。

関係代名詞の性別と格による変化は、
男性、女性、中性、そして複数形とも1格、4格では定冠詞と同じです。
ところが3格になると複数形の時だけdenenとい形になるので注意しましょう!
Da warten die Kinder.
Ich fahre jetzt mit den Kindern nach Bremen.
Da warten die Kinder, mit denen ich jetzt nach Bremen fahre.
または
In dem Hotel übernachten die Reisende, denen ich heute die Stadt gezeigt habe.
zeigenは(3格に4格を)示すという意味でしたね。

またしっくり来ないのが2格の関係代名詞ですが、これはまた次回ご紹介します。
今日はまず1格、4格の例文を作って慣れましょう。
そして3格の動詞の復習とその文を使って関係代名詞文を作ってみましょう。
Also, viel Spaß!




Es ist mir zu teuer!

今日も3格のお話です。
Es ist mir zu teuer. それは私にとって高すぎます。
Es ist mir zu groß. それは私にとって大きすぎます。
この用法を知らないと、「私にとって」だから"für mich"かな?と思ってしまいますね。
このmirは〜にとってどんな印象なのか、どう感じているのかなどの表現をする場合に
登場します。
Das schmeckt mir gut.(それはおいしいです)
Es tut mir leid. (残念ですが、申し訳ありませんが)
Das gefällt mir gut. (それを気に入っている)
などの表現が思い浮かびますね。

もしろん別の人物でも表現は可能です。
Es tat ihm sehr leid. (それを彼はとても残念がった)
Das gefällt ihm gut.(それを彼は気に入っている)
Das schmeckt ihr gut.(彼女はそれを美味しいと思っている)

ああ、Es geht mir gut.というのもありますね。
会話の初めに学習した(でしょう)
Wie geht es Ihnen? Wie geht's dir?
の答えで使った文章です。
Es geht mir gut. (直訳:私にとって調子はいい)
=*=*=*=*=
[ひらめき]複数3格には注意しましょう!
冠詞類の変化で複数3格は-enとなっていることはご存知ですね。
これに加えて名詞語尾も変化します。
Er spielt mit den Kindern Fußball.
このnです。
Ich habe zwei Kinder.と言うときにはnは不要ですね。
面倒くさいようですが、空所補充などの時は重要な手がかりになりますから
見落とさないようにしましょう!

また3級受験の方は関係代名詞の複数3格の形も再確認してくださいね。
In diesem Hotel übernachten viele Gäste, denen er gestern die Stadt gezeigt hat.
彼が昨日この街を案内した多くの客がこのホテルに宿泊しています。
昨日の3格を必要とする動詞を使って、例文を作ってみましょう。

冠詞の変化表だけを音読するよりも効果的ですよ!

3格が必要な動詞

英語の学習では聞いたことのなかった3格や4格などの表現にはもう慣れましたか?
では早速。
Ich gebe dir einen Apfel. 私は君にリンゴを1つ渡す。
この時のdirが3格ですね。
人称代名詞の場合もありますし、
Der Mann schenckt der Frau einen Blumenstrauß.
のように定冠詞をつける時もありますね。
もちろん
Das Kind zeigt seiner Großmutter seinen neuen Hund.
と所有冠詞の場合もあります。

このように「渡す、贈る(送る)、見せる」などの動詞のグループがあるのは
ご存知ですね。
が、今日はこれ以外にも3格が必要な動詞があることを再確認してみましょう!
まずは
Der Kugelschreiber gehört mir.
Die Brille gehört meinem Mann.
Das Fahrrad gehört ihrem Sohn.
動詞はgehörenです。 物が主語、持ち主(所有者)は3格ですね。
Das Zimmer gefällt mir.
Das Auto gefällt ihm.
Die Fotos gefallen meinem Vater.
動詞はgefallenです。 ここでも物が主語、気に入ったと思っている人は3格ですね。
[ひらめき]日本語に訳したときとずれが生ずるので気をつけましょう!
ここでのポイントは最後の文。主語が複数の場合がありますね。
特にgefallenは母音変化の動詞なので、gefälltに慣れてしまわないようにしましょう。
不定形はgefallenです。

次はhelfenです。
日本語の訳の「私は彼助ける」の訳語に反して
3格の目的語を必要とします。注意しましょう!
Ich helge Ihnen. Ich helfe ihm.ですね。
そして母音変化なのでEr hilft mir.と三人称単数、duが主語のときは注意が必要です。
Du hilfst mir beim Kochen.
目的格(4格)を必要とする動詞に比べて数は少ないので、全てチェックしても
あまり時間はかからないはずです(4〜3級レベルの単語は)。

さて次は「ふ〜ん」と思われる方も多い(かもしれない)表現です。
Der Hut steht dir gut. その帽子は君に似合っているよ。
Die heue Haarfarebe steht ihr gut!その新しい髪の色は彼女に似合っている。
おなじみのstehenですが、「(3格の)〜に似合う」となります。
知らないと意味不明のフレーズになってしまいますね。覚えておきましょう。

また
Es ist kalt,は「(気温が低くて)寒い」です。
ところが
Es ist mir kalt.となると「(私は)寒い(と感じている)」と言う意味になります。
このsein+人称代名詞3格は体調を表現するときに使えるので旅行に行く時は
しっかり覚えて行きましょう!
Es ist mir schlecht. Es ist mir heiß.など言えると便利ですね。
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さて、試験日まで2週間となりましたね。
日頃、文字学習を中心にされている方は、音声学習に重点を移しましょう。
これからは単語を確実に増やすこととリスニング対策に力を入れましょう。
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Ein schönes Wochenende!

ちょっと量が多かったですね。
ついつい熱が入ってしまいました。





ゼロポジションという座席

今回は接続詞のお話です。
「ドイツ語の動詞の位置は2番目のポジションです。」という説明を
聞いたことがある方もいらっしゃいますね。
ドイツ語は動詞の語尾変化、冠詞の格変化(それに伴う形容詞の語尾変化)などが
はっきりしているので(規定性が高いといいますが)、倒置を行ってもどれが主語なのか
わかり易いというメリットがあります。
Morgen regnet es.
Heute kommt er nicht.
Einen Apfel hast du gekauft.
のような表現が可能です。
ここで動詞の置かれている位置を2番目のポジションといいます。
なぜ2語目と言わないかというと、
Am Dienstag fahre ich nach Berlin.と言うと3語目に動詞となるからです。
ここでのam Dienstagは切り離せない関係ですね。「火曜日には」と言っているのですから。
さて、そこで今回のテーマのゼロポジションですが
ここには
[ひらめき]und, aber, oder, dennなどの接続詞が置かれることがあります。
これらの接続詞は1語としてカウントされず
Und Peter kommt auch morgen.
Aber Volker bleibt zu Haus(e).
Denn er keine Lust hat.
という語順になります。
[あせあせ(飛び散る汗)]もう、名詞や動詞を覚えるだけで精一杯!と[むかっ(怒り)]怒らないでくださいね。
接続詞は文を読む時には大切なキーワードですから。
常に文の流れを意識してテキストを読んだり、聞いたりしましょう!
[ひらめき]リスニングテストの際にもこの語順に注意してくださいね。
3級では倒置を生じさせる接続詞も出てくるので、この際、小さな単語ですが
接続詞について再確認をしておきましょう!
Also, bis zum nächsten Mal!
Tschüs!

Doch, ich habe Zeit.

4級のチェック項目の1つ、否定疑問文です。
慣れれば簡単(なんでもそうですが)なことです。
[ひらめき]問いの文に否定の語が入っていたら、答える時に"Ja"は使えません。ここだけ注意すれば大丈夫です[exclamation]
[犬]Hast du morgen keine Zeit?
[猫]Doch, ich habe morgen Zeit. Morgen habe ich nichts vor.
てな感じで。
せっかくのお誘いに時間がなく、応じられなければ
[猫]Nein, leider nicht. Morgen habe ich etwas zu tun.
とお断りしますね。
keinやnichtなどは否定の語としてピンと来ますが、
[ひらめき]気をつけたいのはnieなどの否定の意味を持った副詞です。
[犬]Liest du nie Sportzeitschriften?
[猫]Doch, ich lese manchmal Sportzeitschriften. Ich spiele gerne Fußball.
となります。疑問文の中にあるnieを見落としてしまうと(聞き逃してしまうと)
正しく答えられませんね。気をつけましょう!



命令形2回め

さて今日は命令形の場合の動詞の変化で、昨日の例とは異なるパターンを
ご紹介しましょう!
[がく~(落胆した顔)]エっ!まだあるんですかぁ〜[exclamation&question]って
聞こえそうですね。
いえいえこのパターンとなるものは少ないのでこの際、覚えてしまいましょう!
[ひらめき]不定形(辞書で調べる時の形)の語尾が-t; -d や-m,-n.そしてigで終わっている場合は、du、ihrに対しての命令形の場合、口調を整えるための-eが入ります。
例えば
reden, öffnen, atmen,findenなどがこのグループです。
Rede nicht so laut!(そんなに大声で話さないで!)
Findet bitte unseren Hund!(我が家の犬を探して!)
Öffne das Fenster!(その窓を開けて!)
Entschuldige mich!(すみません!)

そして
[位置情報]不規則な変化をするhaben, sein, werdenは以下の通りの変化です。
Sei bitte ruhig! (静かに!)
Seid bitte vorsichtig! (気をつけて/慎重に!)
Hab keine Angst!(怖がらないで!)
Habt keine Sorge!(心配しないで!)

さてあと気になるのが「分離動詞や再帰動詞はどうなるのか」ですね。
分離動詞の場合は
Steh auf! (起きなさい!/立ち上がって!)
Komm rein!((部屋などの中へ入ってくださいの意味で)入って=どうぞ!)
となります。

再起動詞の場合は、
Wasch dir die Hände!(手を洗って!)
Verlauf dich nicht!(迷子にならないでね!)
と再帰代名詞を伴って使います。
またよく使う単語ではlassenに注意しましょう!
lassenは使役の意味を持っています。「〜させる」と言う意味ですね。
Du lässt mich gehen. と不定形を文末に伴います。
命令形になると次のように。
Lass mich gehen!(行かせて!)
Lass mich bitte die Fotos das sehen!(私にも写真を見せて!)

さて、どうやら動詞の変化形を覚えるのがポイントのようですね。
分類を確認した後は音読をしましょう!

ではBis morgen!










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