ドイツ語検定5級に挑戦してみましょう! [独検5級]
ドイツ語検定試験”独検”(ドイツ語技能検定試験)の申し込みは済みましたか?
5級は、今日から準備を始めても
ちょっと頑張れば合格間違いなし!
新しい言葉に興味を持つ、きっかけになるかもしれませんね。
...あるいは、学生時代に苦労してトラウマになってしまった、ドイツ語と
もう一度仲良くなる絶好のチャンスかもしれません
さて、今日は5級レベルの問題から、動詞をクローズアップして、
学習方法についてご紹介しましょう。
昨年度の5級では、冒頭で動詞の形を問う問題が出題されています。
一つの動詞でも、その形は、主語によって、時制によって変化します。
これは英語の動詞でもあることですが、
ドイツ語の方が、変化パターンはやや変化に富んでいます。
5級では、現在形の文の理解がターゲットですから、
動詞も現在形の変化を覚えれば大丈夫!です。
*基本中の基本*
ドイツ語の動詞、現在形の変化パターンを知りましょう。
規則通りに語尾だけを、主語に合わせる変化パターン
kaufen, wohnen, gehenなど
*但し、arbeiten、heißenなどは綴りの文字列の都合で注意が必要な箇所もあります。
duとer-sie-esのところだけ、母音が変化したり、スペルが大きく異なったりする
いわゆる"母音変化”グループ
nehmen, fahren, schlafen, fallenなど
そして不規則な変化をする”不規則変化”グループ
sein, haben, wissen, tunなど
よくある質問
「動詞の現在形の変化パターンが3つに分類できることは、分かりましたが
どうやってそれを見分けますか?」
やはりここは、辞書を使わないと確認できません。
練習問題や文法書にもこのレベルの単語は出ていますが、
日常的によく使われる動詞であっても、その全てが出ているわけではないので、
辞書を使いましょう!
辞書で単語を調べると、最近の学習用の辞書の場合、
2番か、3番に該当する動詞では全ての変化形が示されています。
ich fahre, du fährst, er fährt, ihr fahrt...
ich bin, du bis, er ist...と。
ドイツ語の学習図書は、英語に比べて高い値段のものが多いので、
辞書をお持ちではない方もいらっしゃると思いますが、
中古品でも良いので、信頼できる辞書を1冊確保しましょう。
辞書を購入する時の注意
いわゆる”紙辞書”で購入される場合、特に中古品で購入する場合は、
出版年月日が2009年以降のもので、
「新正書法対応」と描かれているものを購入しましょう。
スマートフォンのAppでも独和-和独辞書が入手できます。
アプリの機能を活用すると日々の単語学習にも役立つものがあります。
(調べた単語の履歴を使った、ご自身だけの単語チェックリスト機能など)
さて、では
練習問題をしてみましょう。
【1】次の動詞を上の1〜3のグループに分類してみましょう。
*まずは辞書を使わずに、知っている単語から挑戦してみてください*
1.20個中、いくつ知っていますか?自己採点してみましょう。 (自己採点)知っている単語数/20
2.辞書を使わずに3つのグループに分類し、解答をした後で辞書で確認してみましょう。
fahren, gehen, fallen, singen, arbeiten,
essen, nehmen, bringen, geben, stehen
kommen, fliegen, schlafen, machen, tun
sein, wissen, bestellen, helfen, sagen
今の時点で、12個ほど正解できれば、まぁ安心。
焦ることなく、「検定に合格するんだ!」なんて力まずに準備を進めましょう。
知らない単語が10個以上、グループ分けも正解10個以下という人は、
画面に示された単語をCopyして、WordやExcelを使って単語帳を作りましょう。
ここでは、使い方よりも動詞の意味と変化パターンに慣れる練習をします。
覚える時は、
Er fährt heute nach Berlin.
Monika schläft noch in ihrem Zimmer.
Frau Müller nimmt vom Bahnhof ein Taxi.
のように辞書や問題集に出ている例ぶんをメモし、音読してください。
文法的な理屈はさておき、今は声に出して読み、音になれ、目でスペルを覚える。
*熱心な初心者の落とし穴*
レッスンをしていると、熱心な生徒さんほど質問をよくします。
とても熱心な生徒さんですと、こちらが説明をしている時に次の質問を考えている(笑)方が
いらっしゃいます
英語では見かけない文法的な約束にも遭遇するので、
ついついご自分で調べたくなりますが、初学者の方は、あまり関心を広げ過ぎず
短い例文で、単語の使い方を確実に覚えましょう!
音読をして、フレーズで覚えることをお勧めします。
このレベルでは、”理屈”抜きで(まさに文字通り!)
フレーズを声に出して、身体で覚えることが大切です。
今回は、5級合格を目指す方のみへのアドバイスでした。
4級を目指す方も、この時点で一度、動詞の再確認をしてみましょう。
分離動詞、非分離動詞の区別、アクセントの位置、母音変化動詞の再確認
3級を目指す方は、さらに
過去形、過去分詞の再確認、話法の助動詞の過去形、頻出の再帰動詞のチェック
今月中に、この作業は終わらせましょう!
むこぐちドイツ語工房
https://www.facebook.com/MutsumiMukog/
https://cafetalk.com/lessons/detail/?id=64297&lang=ja
5級は、今日から準備を始めても
ちょっと頑張れば合格間違いなし!
新しい言葉に興味を持つ、きっかけになるかもしれませんね。
...あるいは、学生時代に苦労してトラウマになってしまった、ドイツ語と
もう一度仲良くなる絶好のチャンスかもしれません
さて、今日は5級レベルの問題から、動詞をクローズアップして、
学習方法についてご紹介しましょう。
昨年度の5級では、冒頭で動詞の形を問う問題が出題されています。
一つの動詞でも、その形は、主語によって、時制によって変化します。
これは英語の動詞でもあることですが、
ドイツ語の方が、変化パターンはやや変化に富んでいます。
5級では、現在形の文の理解がターゲットですから、
動詞も現在形の変化を覚えれば大丈夫!です。
*基本中の基本*
ドイツ語の動詞、現在形の変化パターンを知りましょう。
規則通りに語尾だけを、主語に合わせる変化パターン
kaufen, wohnen, gehenなど
*但し、arbeiten、heißenなどは綴りの文字列の都合で注意が必要な箇所もあります。
duとer-sie-esのところだけ、母音が変化したり、スペルが大きく異なったりする
いわゆる"母音変化”グループ
nehmen, fahren, schlafen, fallenなど
そして不規則な変化をする”不規則変化”グループ
sein, haben, wissen, tunなど
よくある質問
「動詞の現在形の変化パターンが3つに分類できることは、分かりましたが
どうやってそれを見分けますか?」
やはりここは、辞書を使わないと確認できません。
練習問題や文法書にもこのレベルの単語は出ていますが、
日常的によく使われる動詞であっても、その全てが出ているわけではないので、
辞書を使いましょう!
辞書で単語を調べると、最近の学習用の辞書の場合、
2番か、3番に該当する動詞では全ての変化形が示されています。
ich fahre, du fährst, er fährt, ihr fahrt...
ich bin, du bis, er ist...と。
ドイツ語の学習図書は、英語に比べて高い値段のものが多いので、
辞書をお持ちではない方もいらっしゃると思いますが、
中古品でも良いので、信頼できる辞書を1冊確保しましょう。
辞書を購入する時の注意
いわゆる”紙辞書”で購入される場合、特に中古品で購入する場合は、
出版年月日が2009年以降のもので、
「新正書法対応」と描かれているものを購入しましょう。
スマートフォンのAppでも独和-和独辞書が入手できます。
アプリの機能を活用すると日々の単語学習にも役立つものがあります。
(調べた単語の履歴を使った、ご自身だけの単語チェックリスト機能など)
さて、では
練習問題をしてみましょう。
【1】次の動詞を上の1〜3のグループに分類してみましょう。
*まずは辞書を使わずに、知っている単語から挑戦してみてください*
1.20個中、いくつ知っていますか?自己採点してみましょう。 (自己採点)知っている単語数/20
2.辞書を使わずに3つのグループに分類し、解答をした後で辞書で確認してみましょう。
fahren, gehen, fallen, singen, arbeiten,
essen, nehmen, bringen, geben, stehen
kommen, fliegen, schlafen, machen, tun
sein, wissen, bestellen, helfen, sagen
今の時点で、12個ほど正解できれば、まぁ安心。
焦ることなく、「検定に合格するんだ!」なんて力まずに準備を進めましょう。
知らない単語が10個以上、グループ分けも正解10個以下という人は、
画面に示された単語をCopyして、WordやExcelを使って単語帳を作りましょう。
ここでは、使い方よりも動詞の意味と変化パターンに慣れる練習をします。
覚える時は、
Er fährt heute nach Berlin.
Monika schläft noch in ihrem Zimmer.
Frau Müller nimmt vom Bahnhof ein Taxi.
のように辞書や問題集に出ている例ぶんをメモし、音読してください。
文法的な理屈はさておき、今は声に出して読み、音になれ、目でスペルを覚える。
*熱心な初心者の落とし穴*
レッスンをしていると、熱心な生徒さんほど質問をよくします。
とても熱心な生徒さんですと、こちらが説明をしている時に次の質問を考えている(笑)方が
いらっしゃいます
英語では見かけない文法的な約束にも遭遇するので、
ついついご自分で調べたくなりますが、初学者の方は、あまり関心を広げ過ぎず
短い例文で、単語の使い方を確実に覚えましょう!
音読をして、フレーズで覚えることをお勧めします。
このレベルでは、”理屈”抜きで(まさに文字通り!)
フレーズを声に出して、身体で覚えることが大切です。
今回は、5級合格を目指す方のみへのアドバイスでした。
4級を目指す方も、この時点で一度、動詞の再確認をしてみましょう。
分離動詞、非分離動詞の区別、アクセントの位置、母音変化動詞の再確認
3級を目指す方は、さらに
過去形、過去分詞の再確認、話法の助動詞の過去形、頻出の再帰動詞のチェック
今月中に、この作業は終わらせましょう!
むこぐちドイツ語工房
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